ルイたんといっしょ。

小さなフィギュア、ドールと一緒に写真を撮ってる日記系雑記ブログ

VitaminR プレイ感想

とりあえず全員1エンドずつ終わったので感想です。
よかった感想とよくなかった感想を書きます。

 

 

よかった感想

X・Zに続くVitaminシリーズ最新作
初めてシリーズをプレイする人でも楽しめる作品だと思います。
XもZもやったことないよーって人でも、Vitaminシリーズ気になってたんだー! って人はやってみるといいよ。

 

主人公さん

主人公がかなり前向きキャラで大変良かったです。
何でもポジティブにとらえるので、一真瑛太のやること言うことが無駄に終わるっていう。←楽しい
主人公さんの年齢は21歳。
多分歴代担任の中では最年少だと思うけど、Z新任の方がお子様に見えるのは何故。(笑)
初代担任はとってもお姉さんでしたね、思い出してみると。

 

キャラクターとシナリオ

全員やってみて、一番良かったのは個人的には珍しく「一真」です。
ストーリーが【The☆乙女ゲー】って感じで楽しかった!
W6が一真を心配している姿とか見れたのも良かったし!(特にカオリン←)
一真と玲央はツートップってこともあって、内容も他のW6に比べるとズルイ設定とか多いですよね……!
ネタバレになるから詳しくは言わないけど、玲央の方に収録されてる2人でヴァイオリン弾いてるスチルのあたりとかね!
アレはズルイよね!

あとは……、悪魔召喚だとかドSだとかギャグで凍るだとか人に噛み付くだとか、中ニ病みたいな設定がちょっと……ゲフンゲフン、自分がもっと若かったらこういう設定でもキャッキャウフフできたんだろうなと思います。
ちょっとぶっ飛びすぎな設定かなと思わなくもないですが。
それがVitaminなのかもしれないけれどー!

 

過去シリーズキャラの関わり

Z関連はなかったけれど、Xを知ってる人にはニヤリな会話がウフフ。
究極の選択シナリオ(Study中心)にB6のことに関する会話が少し。
一真の「真壁財閥の御曹司に……」のセリフに、それはナイナイってツっこんだ。
翼には担任がいますからー!

 

声優さん

声優続投に関しては、B6・T6の印象もあるしどうなんだろうって不安もあったけど、その辺は全然大丈夫でした。
B6T6が脳裏にチラつくこともなく、新しいキャラとして受け止めることが出来たので良かったです。

 

ゲームシステム

システム周りはいままでどおり。
スキップも早いし、LRのコマンドも使いやすいと思います。
でもやっぱり、ツッコミはPS2コントローラーでボスン! と押すのが快感。
あと、多分ビタプラからの新要素なのだと思うけど、台詞途中で立ち絵が変わるのも良い感じですね。
ビタプラの時は立ち絵のタッチが全然違って違和感ありまくりだったから、不要な要素だとしか思えなかったけど。

 

まとめ

良いと思った点はこれくらいかなぁ。

X、Z、とプレイしてきましたが、ぶっちゃけ正直な感想Rは3番目です。
というか、今までのシリーズと比べなければ【X=Z=R】です。楽しかった!
や、Vitaminシリーズとしても悪くはない。

決して悪くはないんです! 面白かったし楽しかった!

APデータ全部ふっとんだから2周目やらざるを得ないという理由もあるけど、珍しく2周目やってるし。
つまり楽しいってことだし。
でも、XやZを終えた時のような高揚感は今回なかったなって。
最初に選んだキャラが間違ってた感もある。
多分最初に一真と玲央やってたら確実に印象違ったと思う。


自分が過去に書いたZの感想読み返したら、あまりのテンションの高さに噴いた。
ちょっともっかいZやってくるわ!


よくない感想

ここから下はあんまり良いこと書いてないので、読みたくない人は回避してね。
ネタバレ含むので注意!





全体の印象は”薄い”感じ

悪くは無いけど、全体的に“薄い”印象でした。
立ち絵の塗りが、今までと違ってアニメ塗りみたいにハッキリとしたものじゃなかったっていうのもあるかも。
内容的には、「これくらいやっといたらVitaminだろ」って言われてるような、何ていうか。

今までは馬鹿と阿呆だったので、キャラの発言がおかしくても納得できたし、月末試験の意味もわかります。
今回は主人公が”講師担任”なのもちょっと位置的によくわからなくて。
スルー&ツッコミも試験関係も、「Vitaminシリーズだからこういうシステムなんだな」という程度にしか受け止められませんでした。

 

べー&もーのいる意味がよくわからん

べー&もーがいるからスルー&ツッコミができるという感じなのかな?
でもそれは必要ないんじゃないかなと思いました。
時々助言もしてくれたけれど、確かコレって後付けキャラだったよね?
取ってつけた感が(^^;)

 

試験がある意味がわからん

べー&もーの最終試験も取ってつけたようなものでイマイチ。
何のための最終試験???
Zのような最終試験はちょう燃えたんだけど!
PS2版の最終試験は、あの主題歌もマッチして初めて出たときすんごく燃えたよ!

今回試験自体も1問もやらなくても全然問題ないので、わたしは完全スルーしました。
最終試験をスルーしてもクリアはできるし、意味の無い試験だなって。
何問以上正解でイベントオープンとかあればやるけど、そういうのが全くないので完全スルーしました。
つまんない。

 

アクションポイントが少ない&ザッピングがない

アクションポイントは各章5つ。
XtoZのファンディスクと同じくらいです。

ファンディスクと同じ……!

生徒たちの間違いも無理矢理のものが多くて(特に玲央)、何かもうちょっとこう自然というかあからさまじゃないような言葉を作って欲しかったです。
怒ってるシーンにアクションポイント入れるとかやめようよ。
ストーリーのテンポ悪くなる。

ザッピングシステムは、ありませんでした。
評判悪かったの?
大人の事情?
アレ楽しかったのに!!
なぜ無くした!?

 

キャラクターシナリオ

一番最初に瑛太、次にカオリン、そしてジャン、一真と進めていったのですが、瑛太カオリン終わった時点で「何かイマイチだな……」と。

瑛太のお父さんはもっと顔を出しても良かったんじゃないかな。
瑛太が病院で会う前に1回しか顔を出してないし、何があったのかは近所のおばさんに聞いて知るわけだけど、何かその辺がうーん……って思った。
盛りあがりに欠けるっていうか、何かもうちょっとこうぐっと踏み込んでも良かったんじゃないかなって。
あとぱんつ見たりお胸触ったりするのに全く何も感じない子のEDちゅうは、説得力がないっていうか何ていうか。(ぱんつ見た後のW6とカオリンには噴いた)

カオリンルートは、主題が家族なので仕方ないかなとは思うけど、それにしてもW6が絡まないような気がしてなりませんでした。
StudyシナもL6があまりに出てこなくてL6の印象薄すぎる。

エンドシナ関連も、W6全然出てこない。
主人公さんと2人だけの話でもいいけど、結婚後関連はどりーむえんどだけでいいよー!
もっとW6とわいわいしてくれ!

W6がカオリンの裏というか本当の(?)姿と対峙してるシーンが見たかったのに、なかった。
本当にW6はカオリンの本当の顔を知ってるの? って疑ってしまったり。
逆に他のキャラルートではちょくちょくその顔出してましたが。楽しかった。
一真ルートくらいカオリンに本編欲しかったW6絡み。


ただ、瑛太カオリンルートやった後、ジャン、一真、司、玲央と進めて、みんなでわいわい楽しくなって、結果Rも悪くないなって思ったんです。
最初の2人の選択間違えたわい/(^o^)\

ジャンは何だか七瀬瞬ルートを思い出すような何かが。

司ルート、おじいさんが出てきたくだりがあっけなかった。
おじいさん出て来ただけじゃなくて、そこでおじいさんの思ってることとか、おじいさんから先生を庇うようなセリフとかを司に直接……! を期待してたのになかった。
アレ?

一真と玲央はもうちょっとって所もあったけど、他のW6に比べたらVitaminらしく楽しかったです。
玲央のアクションポイント関連は無理矢理すぎてどうかと思ったが。

 

L6の存在

全体的に、L6の存在がT6やGTRに比べると少し劣るような気がします。
L6エンドみたいなのもなかったし(確かXってT6エンドらしきもの一番最初あったよね……?)
どうせL6攻略追加要素でVitaとかに移植するの前提なんだよね!
わかります!!
移植とかいいから、最初からフルコースでお願いしたいよ!!

Studyシナでは沢山出て来てくれて楽しかったけど、カオリンルートのStudyシナではほとんどL6でてこなくて、出て来ても新城先生とクリスだけ。
他のL6ももっと出してくれよ!!!

あと、“L6”って呼び(ばれ)方が「Vitaminだからつけました」って感じがしました。
元々T6も一番最初は名称なくて途中からT6って言われ始めたけど、後々定着していったね。
GTRは3人でポーズとか取って登場する辺り、T6とかL6とはちょっと違う気がする(からGTRはアリ)。

 

声優さんの演技

声優さんも今回は色々苦労したそうですが、キャラクターが個性的で声優さんの演技も個性的な感じのものが多かったです。
悪く言えばわざとらしくて、ボイスオールオフでプレイしてた時もありました。
ごめんなさい。後半は普通にやった。

クリスはすっごく可愛かったね!
ちょうかわいかったね!!
通常アレでさらに小さい時のクリスの声も出せるとか宮田さんすごい!

一番気になったのはだいさく。
句読点も全部無視して喋るのすっごい気になりました。
プロローグは普通だったのに、何で本編全部アレなの。
時々ああいう喋り方するならいいけど、全部ダラっと喋られるのは非常にイラッとしました。
メリハリなくてだいさくやる気ないの? ってそんなこと考えてしまったり(失礼)。
瑛太がそういうコだって言われればそれまでなんだけど!
※多分コレは台詞を目で追ってるから気になるんだと思う。
 ドラマCDだとそんなに気にならなかったし。

 

音楽関連

あと残念だったのは、音楽関連かなぁ。
使ってる音楽が悪いという意味ではありません。
W6全員で演奏する曲とか、演奏曲があまり印象に残らなくて。
音楽ゲームではないのでこのくらいなのかもしれないけど、せっかく「音楽学校」という設定なのだから、もう少し何かこう……ゲーム中では少ししか聞けなくてもオマケでガッツリ聞きたかった気がしないでもないです。
カオリンの歌は当たり前のようになかったし。

カオリンの歌声なかったし!!!

“不良”のW6がクラシック音楽を奏でる姿がいまだに想像できません。←
特に瑛太のピアノが……!
Vitaminにアニメーションは入らないけれど、今回ばかりはW6の演奏風景を動くアニメで見たかったです。
コルダみたいなああいうキャラがクラシック音楽はわかるんだけど、どうもRのキャラがクラシックって想像するの難しいよー。゚( ゚^ω^゚)゚。

 

立ち絵とか

うーんと、あとはね……
これはVitaminに限る話ではないのですが、華ヤカをやってしまうと、立ち絵場面の臨場感の無さ、制服私服の種類の無さ、いたるところが目に付きます。
目パチ口パクがあるのでその辺良いとは思うのですが、衣装のバリエーションは少なすぎると思います。
それは今までも変わらずだけど、やっぱり夏制服くらいは欲しかったよ……。
こういうところ、適当だなっていう印象です。

 

まとめ

不満点書いてきましたが、ゲーム単体で考えれば結構楽しかったです。

でもVitaminとして比べてしまうと個人的にはZ>X>Rです。
別ベクトルで考えたらX=Z=Rで大差ない。
普通に面白かったんだってば!

決して悪くはないんですよ!

最初に戻るけど、「これくらいやっといたらVitaminだろ」って言われてるような、何ていうか。
Rは原点回帰作品らしいので、これからVitaminはRで引っ張るから最初は程よく……なのかもしれないけれど、なんだか残念な部分が多かったです。個人的に。

ザッピングもなかったしなー
ゆえに恒例のOPヒントもなかったしなー
アクションポイントも少なかったしなー
B6やA4と違って名字呼びの子たちが多くて、B6みたいな仲良し雰囲気がなかったなー
やたら短かくてあっけなかった章もあったしなー
試験クリアしてもオマケシナリオなかったしなー(ないよね?)
「白樺祭」を目指す意味があまりよくわからなかったなー
説明されてもどれだけスゴイイベントなのかが理解できなかった。
ごめんなさい理解力無くてorz

何かいろいろと物足りない。


あー、やっぱり華ヤカやっちゃうとアレを基準に考えてしまうので、他のどんな乙女ゲーも腹八分目みたいな感じでまいっちんぐ

全力で来て欲しい!!!