PSP版『アブナイ★恋の捜査室』、とりあえずセカンドシーズンまで全員のスパエン取ってきました(^o^)／
携帯ゲームの移植作品で、刑事モノの女性向け恋愛ゲーム。（携帯ゲームって≪乙女ゲーム≫じゃない気がする）
携帯の方ではサードシーズンまで配信されていて、PSP版にはファーストシーズンとセカンドシーズンの２つが収録されています。
刑事モノなので、殺人事件やら何やらも起こって謎解き部分も楽しめると思います。
ファーストシーズンはiPhone版もプレイしているのですが、iPhone版の方がすごく綺麗です。目パチもするよ！
PSP版は表情替えがふんわりしてるけど、目パチも口パクもないのでちょっとつまんない。
以下、ネタバレは多分ありません。人によってはあるかも。……あ、ちょっぴりあるかも。
※各キャラ個別ストーリーについては特に書いてません。全体的なことだけを少し。
ファーストシーズン
ひとつの殺人事件を全キャラ視点で追いかけます。
各キャラによって逮捕する容疑者が違うので様々な視点から見れて楽しいには楽しいのですが、事件自体がひとつでキャラ６人なので、エンド取りに周回プレイするとちょっと飽きてしまいました。
ただ、一番最後の室長で全容解明っていうのは面白いと思います。
1stは彼と出会って一緒に事件を捜査して最後に付き合うようになるという流れですが、恋愛面が特にやたら早く感じました。
え、もう？！ もうそんなに好きになってんの！？ とか。いや、物語終盤だからいいんだけど、何かもうちょい盛り上がりがあってもいいかなーとか。
ただ誰かも言ってたけど、コレって元々携帯ゲームで、基本的に１日１話（時間制限があって続きは翌日にならないと読めない仕様）をゆっくり読んでいくものなので、このくらいの展開スピードでもさほど気にならないかなと思います。
エンドは３つ。
ハピエン取ったらその人のセカンドが開く模様。
明智、藤守、如月、小笠原の４人クリアで小野瀬、小野瀬クリアで穂積かな。
なのでまだハピエンしかやってないけど、iPhone版で全ED見てるのでその辺はまた追々。
明智BADは有りだと思います。ああいうBADは好き。
穂積はノマエンの方が好きでした。スパエンの「最初から主人公が気になってた」発言が「うーん」と思って。最初は特に何とも思ってなかったけど、次第に～っていう展開の方が好きなだけ。
でもこの最初からっていう理由がセカンドに出てきたので、今ではそのセリフには納得してます。
各選択肢でどの選択肢を選べばいいか表示される（新密度アニメON）ので、特に攻略情報はいらないと思います。
1stシーズンは、７話までの全１４回の選択肢、２回普通（ハート１個が出るやつ）、１回悪い（ハートでないやつ）、残り全部ハート２個出るやつを選ぶとノマエン、その１回悪いを普通以上にすると親密度のハートが３個になってハピエン。
2ndシーズンは数えてないけど、スパエンは全部良い選択肢選んで、ハピエンは全部普通の選択肢選んだらOKでした。
Ｌボタンで巻き戻しができるのは便利！ 選択肢選んだ後に間違ってたらＬボタンで戻って選択し直せばちょう楽でした！
ただ、繰り返し周回プレイはちょっと疲れます。
iPhone版の次の選択肢までスキップできる機能がついてたら良かったなぁ。
携帯版からiPhone版もしくはPSP版をプレイするとずいぶん良くまとめられているなと感じると思います。一部シナリオ変わってるし（スチル出る部分もやりとりが違うのはちょっと新鮮かも）。
iPhone版とPSP版はあらかた同じだけど、若干細部に違いあり。
あと、携帯版ではちょっと弱かった主人公の能力が少し強調されてる感じ。
小野瀬さんの一人称も直ってて良かったね！ 「私」って言われた時はどうしようかと思ったよ！
セカンドシーズン
ファウストの指輪を追う事件が相次ぎ、裏にいる重要人物（ジョン・スミス）は同じものの、事件自体は各キャラによって全然違うものだったので７人分まるっと楽しかったです。
スパエンとハピエン、最後の事件解決の展開が違うので別エンド見るのも楽しめるかも。
ちなみに一応明智さんから順番に事件が進んでいるようなので、まーくんから順に進めるといいかもー。
携帯版と比べて、ファーストシーズンほどは違いがないと思います。
こーちゃんの潜入捜査辺りとかちょいちょい違いもあり。ある人とない人がいるぽい。
そうだな、ムフフなシーンはものすごいまろやかになってて噴きました。（ばくしょう）
けんじくんルート、アニがガンプラ貰いに来たあのくだり、雨降ったから風呂入れって言われてたけどアレ本当はけんじくん我慢できなくてワンラウンドある。
スパエンサイドの一緒にお風呂も、足湯って何だ。一緒にお風呂でイチャベタオールカット噴いた。
まろやかとはいえ元が元なので、最近の家庭用ゲーム機の乙女ゲームではあまり見ない単語が結構飛び交ってたような気がします。
品がないというか、ストレートというか。ちょっとしたうふんな単語にも嫌悪感抱く乙女にはあんまり向かないかなぁ。
まあ携帯の恋愛ゲームって主婦層多そうだし、乙女ゲームと言いづらい部分はそんな所なのかなと。
そういえば、こーちゃんの呼び方が携帯版では「公平さん」なんだけど、iPhone版1stからPSP版は「公平くん」になってます。
でもシナリオ一部「公平さん」のままだったので、事情知らない人はあれ？ って思うと思います。2ndで少し公平さん呼びが出てくるのはそんな理由。
まだ携帯でルイルイやってないからわからないけど、穂積さんって見てアレ？ って思ったので、その辺もそんな理由なのかなー
「移植」なので仕方ないかなとは思うけど、2ndオープニングの登場人物説明はいらないと思います。
その辺はPSP仕様にでもしてもらえたら良かったな。
新スチルは、2ndに追加でした。
アルバムで見たときえらい枚数あるなぁって思ったけど、差分も１枚として表示されてたので実際は1stと同じくらいの枚数になった感じ。
元々2ndのスチル枚数がどえらい少なかった。
でもちょっと絵的に若干違和感ありかなー。なんていうか、濃い？ 今までのふんわり感があんまりないように感じました。
藤守兄はセカンドしか出てこないゲストキャラで、個別ルートでは付き合うことになるところまであるけど、途中でジョン・スミスが出てきたり何だりで、他キャラのファーストみたいな短い印象が強かったです。
これも携帯版でじっくりやるべきなのか。でもなんだかいきなりだった。
全体通して
特筆すべきことは、サブキャラの立ち絵かなぁ。
メイン絵師さんではないのはわかるけど、でもあれはちょっといかがなものか。
せめてメインキャラと大きさを同じにするとか、塗りを同じにするとか、重要キャラ以外にも瞳入れてあげようよ。
正直あのサブキャラ立ち絵を見てプレイするのはツライので、サブキャラON/OFF機能つけてください。OFFにしてプレイするから。
そういえば、1stまーくんルートのレンタルビデオ屋の兄ちゃんの立ち絵がなくてなんで？ って思ってたら、2nd諒くんルートのサブキャラ立ち絵に回されてました。あはは。
立ち絵といえば、まーくんの白シャツおかしいよね？ スーツ脱がせて白く色塗った感じがするんだけど。なんであんなとこにスーツの線が出てるの。
システムに関しては、あまりさくさく感はないと思います。
動作ゆったりめ。セーブ・ロード自体は早いけど、システム画面を開くのが遅い。
よく室長がみんなの頭をぽんぽん殴るから星が出るんだけど、その表示も遅くていつも○ボタンで早送り。
iPhone版がずいぶんさくさくできたので、もうちょいサクサク感欲しかったな。
あと、主人公の名前変換がいちいち新規プレイで入れないといけないのでめんどくさかったです。
いつもはデフォルト派なんだけど、今回はどうしても使いたくない名前だったのでオリジナルに変更。
一度入力した名前が次に新規プレイするときも表示されてると良かったのになー。
シーズン各キャラ10話程度、各ルートの選択肢によって開かれるサイドストーリーも携帯版とiPhone版では若干違いあり。
PSP版は、これがすべて『彼目線』になっていて、携帯版やiPhone版ではわからなかった彼の思いみたいなのが面白かったです特にまーくん。
同じセリフのサイドストーリーでも、見てる視点が違うので楽しさ倍増。こういうのだったら同じお話何度読んでも楽しいと思います。
携帯版だと前（前日までに読んだ章）に戻れなくて事件内容とか進展情報とかしっかり頭に入れてないと今何やってるのかわからなくなってしまうので（特に登場人物が多いと余計に混乱する）、この手のストーリーはスマホ落しきりとかPSPの方が自分には合ってるぽいです。
シナリオは、時々とってつけたような設定が出てくるので、もう少しきちんとした設定を作って書いて欲しいなぁという印象。特に小野瀬2ndルートで強く感じました。
ひとりで全部書いてるわけじゃないだろうから仕方ないかなとは思うけど、その設定そこにしか出てきてないよね、というのがあって、うーん……と思ってしまったりしまわなかったり。
でも、キャラ同士の掛け合いとかは楽しいです。
主人公さんは、絵は可愛いし、みんなにも可愛いがられてお姫様扱いなのはいいんだけど、何か時々イラっとしました。
親vs彼っていうのが正直好きじゃないので、2nd～（携帯だけど）3rdの父親が絡む部分あんまり好きじゃない。
でもルイルイルートのやりとりは爆笑した。ああいうやりとりだったら面白いから好きだけど、他の人たちは何かいたたまれなくてなぁ。ほんと、頑張れまーくん。
声優に関しては。
最初、ファーストシーズンの前半は何かイマイチだなぁと思っていたけど、セカンドに入ったらだいぶ慣れました。
あと、宮田さんの出番はセカンドの最後の方しかないので、宮田さんが出てるから買うっていう人は注意。
限定版買いました。
てゆか、今回は全額ポイント支払いなのでタダ＼(^o^)／
まずは、予約特典ドラマCD。
食あたりを起こした明智、藤守、如月、小笠原、主人公は一晩病院へ。
怖い婦長をやり過ごし、女子階にいる主人公へ会いに行っちゃうぞ、な話。
主人公は存在だけ。ちなみに名前は『櫻井 翼』で呼ばれてるので、デフォ派ではない人にはツライ仕様……
わたしは今回デフォ派でないので、ほんのちょっぴり辛かったです。や、翼って名前は可愛いと思うんだけどね！
限定版ドラマCDは、実家に帰る藤守兄弟と大阪での結婚式に出席する小野瀬＆穂積が一緒に新幹線に乗ってる話。
肉まんを食べた穂積がいきなり倒れて、一体犯人は誰だ！ みたいな感じ。
藤守兄の発言に淡々とツッコミ入れてる小野瀬さんが楽しい。
シナリオ書いた人が絶賛してたんだけど、それってやっぱり書いた人の贔屓目なんじゃないかなーと思ったり思わなかったり。
音声がついて面白くなってるとは思うけど、そこまで、という感じではなかったです個人的に。
面白かったには面白かったけど。
声優コメントは聞いてないので内容はわかりませんが、各CDラストに１人ずつコメント（３分くらい）入ってました。
限定版冊子。
イラストはPSP版公式サイトのトップにちっちゃく載ってる全員のイラスト（びずろぐのやつ）が見開きで１枚。
携帯サイトで出たイラスト（iPhone版の全クリアおまけイラストと恋のコレクションで使われてるイラスト）とか、４コマ漫画が２本ほど。
キャラ紹介が２人ずつ１ページでフルカラー。
書き下ろし小説は、小野瀬×ヒロイン＋穂積。
小野瀬視点というのが良かったです楽しい！
番外編は、携帯サイトの番外編を紙面で。
明智、藤守、穂積の３キャラ。全員じゃないのがちょっと残念。
この冊子もデフォ名でした。ちょっとツラかったよー(ﾉД`)
そういえば、PSP版公式サイトでやってた音声カウントダウン。
まるっと一ヶ月、全部で実に１時間超えでしたごいす！（とりあえず全部保存したけどまだ聞いてない）
でも、実際の更新時間とかそういう運営側の姿勢はあまり良いものではなかったですね残念。カウントダウンなのに更新時間はその日の夜（夜10時とか）。日付を越えてから更新してた日も２日ほどあった。他の企業がほぼ日付と同時に更新しているのを見ると、何かあまりスタッフのやる気が感じられないっていうか、こういうのはその担当者のやる気で決まるのかなと。
他のスタッフがどんなに頑張っても、最終的にエンドユーザーに直結する仕事をするスタッフがきちんとしてないと全体のイメージが悪くなるような気がします。てゆか、私が単にそう思うだけなんだけど。
