ルイたんといっしょ。

小さなフィギュア、ドールと一緒に写真を撮ってる日記系雑記ブログ

アムネシアVita版プレイ&アニメ少し

 

 

今頃ながら、アムネシア無印初プレイです。
ちょうどVita本体を買って、そのあとVita TVも買っちゃったので、アムネシアの美麗スチルを大画面で拝もうと思い購入しました。


Vita版は、選択肢をタッチで進められます。便利!
メニューを出したり選んだりするのはボタンです。気になった点は、上下ボタンで動かしてメニューを選択する時、ほんのちょっぴりか~るくボタンを押さないと選びたいメニューを通り越してしまいます。メニューもタッチで選択したかったなー
クイックセーブ、クイックロードも早くて良かったです。
そういえば、説明書がソフト内にあるのを忘れてて思わずネットで調べてしまったのですが、バックログが左アナログスティックでした。あっちこっちボタン押しまくっても出てこなくて、すっごい探してしまったー(笑)


ミニゲームは2種。たたいてかぶってじゃんけんぽん(シンルートにあったアレ)と、ホッケーゲーム(シンルートにあったアレ)。
難易度は低いのでオマケスチルは簡単に見られると思います。
とりあえず並び順左から難易度が低いと思うので、シン・トーマ・ケントをやればいけるかも。
スチルは横スクロール有り、ケントルートで行ったとある場所でのスチルです。眼福。
あと、タッチ操作なのでVita TVではプレイ不可能。スチルフルコンプしたい人はVita本体でプレイするしかなさそうです。


追加要素であるミニストーリー。
シン…8/21 信濃旅行前日
イッキ…8/28 記憶喪失を告白した日
ケント…8/26 病院
トーマ…8/23 好きだったのがトーマだと気付いた後
ウキョウ…8/23 2人で過ごした夜
ほんの少しの追加要素という感じ。でもケントさんは結構長かった。
イッキ(きーやん)の声が、本編は結構けだる~くしゃべってるような気がするのだけど、追加部分はすごくあま~い感じでしゃべってるので、本編終わってすぐ見たらイッキさん優しすぎてちょっと笑ってしまいました。(失礼)



Vita版に関することはこのくらいかな??
PSP版やってないので違いとかは全くわかりません。
SSLやアムネシアワールドとかがすでにPSP飛ばしてVitaになっているのが不思議だったけど、PSPに比べてVitaは解像度が上がっているので、オトメイトをはじめとするスチル重視のゲームはVita版の方がきれいに見れて良いと思います。あと、当たり前だけどディスク読み込み音がないのでそういったストレスはありません。
たぶんVitaでやったらPSPに戻れない……。
スチル重視の人は、Vita版オススメです。

どちらかといえばストーリー重視だけど、華ヤカもVitaに移植してくれないかなぁ。




Vita本体(右の白い四角いの)ちっちゃい!!!!


続きは、内容感想とかアニメ感想とかほんの少し。




個人的にオトメイト作品とはあまり相性が良くないような気がして、アニメで先に補完しておくとゲームの方にすんなり入れる気がします。
たぶんゲームを先にやっていたら、「?」と思うような箇所もアニメで補完されているような気がしました。
イッキルートの謎のメール、アニメでは何度か届いて「なんだろう」と気にする意識が強かったのに対し、ゲームでは最初に1通届くだけなので、最後にその話題が出て「そういえばそんなこともあったな」と思い出した感じ。

アニメの方は、アムネシアという作品が『記憶喪失の主人公のはなし』だとしか知らない状態で見たので、全キャラ結構まとまっててゲームをやってみたいと思えるような作品だったなと感じています。
ただゲームをやってから見ると、後半バッサリのキャラも多いので物足りなく感じた人もいたかもしれません。
でも、個人的には全キャラどういうストーリーなのかわかったし、アニメの続きはゲームでやればいいなと思ったので、ゲームへの導入には良い作品だったんじゃないかと思います。


最近、地の文が入っている乙女ゲームラノベとか少女小説を読んでいるような感じであまり好きではなくて、すべて会話文で進んでいくアムネシアはすごくやりやすかったです。
コルダのように主人公のセリフがなく(最後の方、記憶が戻った後に少しだけある)、通常ならユーザーが心の中で思うようなツッコミを、主人公の中に入った精霊『オリオン』が語って(代弁して)くれているので、そういった面でも非常に楽しめました。可愛い!
オリオンちょういい子なので、トーマルートでのお別れシーンはちょっとうるっときました(ほかのキャラの時はあっけなかったというかそんなに寂しくなかった)。


4キャラ終わって、最後にすべての謎が解ける仕組みも楽しかったと思います。


気になったところといえば、主人公が記憶喪失で何も全くわからない状態で話が進むのでプレイヤーも同調しやすいと思うのですが、個人的には相手が何をしているのか何のことを言っているのかわからないこともあって、スッキリとした気分で進められませんでした。
多分、謎めいたストーリーにするためにあえて隠してるんだろうけど、無理に隠されてるような感じでちょっとモヤっと感がありました。


ちょっとネタバレ入りますが、





シンの言う「犯人」が何なのか。
どういう意味??? と謎を持ったまま進めるより、「お前が崖から落ちた後、お前に危害を加えたヤツがいる。俺はそいつを捕まえる」というようなセリフがあれば「ああそういうことか」と納得ができたけれど、シンが何を犯人だと言っているのかわからなくて「犯人って何???」と(誰、じゃなくて何、と感じるところが)モヤっとしたまま進めました。
確かに主人公は何も知らずにそこにいるのだろうけれど、個人的にはゲームプレイなのでモヤっと感は少なく進めたかったなという印象です。

イッキ・ケントも、主人公は何故これで彼と付き合っているといえるのかというのがわからなくて、いやそこがこのゲームのミソなのだけど、イッキのこと好きじゃないのにどうして彼氏? とか、モヤっと感が大きくてゲームの中に入り込みづらいなと感じました。

トーマルートでも、「お前に嫌がらせをしてるヤツを突き止めているからもう少し待って」みたいな台詞言ってくれれば、主人公もオリオンもわたしも(笑)納得(?)してトーマの家にいたのにさ、と思ってみたりも。

たぶん自分が記憶喪失になったことがなく、記憶が全くない状態という感覚がわからないので、主人公にシンクロしづらかったのかなと思います。
でも、今までにない設定だし、ルートによってキャラの関係が変わるのも新鮮で楽しかったです。


ネタバレ終わり。





あと気になったのは、ボイス再生時セリフ内の句点の間隔が早い!
オートの間隔は変えられるのでそこは良いのですが、セリフ枠に入ってる途中の句点ね、そこの間隔が何故か妙に早くて、すごくせわしなくしゃべられてる印象がありました。なんでだ!

そういえばシーン再生ってないんですね。
リストから見れるのかと思ったら、本当にただのリストだった……。

それと、シーン切り替え時BGMがプツッと切れるのはどうにかした方がいいのでは。
ちょっと気になりました。



個人的に楽しめたのは主人公のセリフがあまりなかったことが大きいかと思います。
なので、この後に出てるFDは主人公のセリフが多くて公式ブログとかでサンプルを見る限りでは他の乙女ゲーと変わらないなという印象。
世界観とかキャラとかは好きなんだけど……。
全員終わって出てくる彼目線のミニストーリーで過去の主人公が出てくるアレを見て、「ああ、この主人公は普通に好きになれんわ」と思ったりなんだり。(私が乙女ゲーの主人公を好きになることは滅多にないので仕方ない)
ただ、オリオンがちょう可愛くて大好きなので、レイターだけはやってみたいなと思っています。
Vita移植されたらやってみようかなと。