ルイたんといっしょ。

小さなフィギュア、ドールと一緒に写真を撮ってる日記系雑記ブログ

下天の華をプレイ中であります

コルダとかシリーズ展開除いて久しぶりのネオロマ新作。
評価も良く、ネオロマなのでとりわけ心配要素もないんじゃないかなと思って購入しました。

DL版で!

うん、PS VitaとVita TVでプレイ中!
ちょっとガビガビ気になるけど、でもPSPに比べたら画面大きくて綺麗だし、Vita TV使えばTV画面でプレイできるし。
Vita版だったら文句無しなんだけどな。

 

 

ストーリー

主人公は、くのいち。
変化の術で姫として城に潜入しながら、雇い主である明智光秀に下された密命を期限までにこなしつつ、武将の元へ通い仲良くなっていきます。

得意の変化の術で武将たちの意外な一面を覗いたり、密命をこなしていくのも楽しい要素。
小鳥になってひとっとび。
地蔵になってお供え物をもらったり。
カエルになって袂に潜んだり。
若武者になって武将と闘ったり。
女房になって噂話を聞いたり。

全体的にシリアスな物語だけれど、変なものに変化するとコミカルな会話が展開されることもしばしば。
武将同士の会話も楽しいものが多いです。

くのいちと武将の身分の違う恋模様、そして戦国時代という時代背景も崩されることなく魅せてくれました。

 

戦国時代よくわからないけど、とりあえずWikiでざっと登場人物だけ目を通してプレイしてみたのですが、史実を知っていると良い意味で裏切られたような気がします。


なかなか楽しかった\(^o^)/

 

コミックス1巻も買ってみた

ゲームを買おうかどうしようか迷っている時、先に漫画を読んでみようと思ってくまだゆかさんの漫画も買いました。
まだ1巻のみで、秀吉に正体がバレる? バレない? の辺りまでしか入ってませんけど。
楽しかったです!
1話の光秀とのやりとりが、ゲームではなかったコミカルな感じになってるとことか。
セリフ枠横にちょこっと出るミニキャラ顔とか。
シリアスなシーンとコミカルなシーンにメリハリがあって良いのではないでしょうか。こういうの大好き。
漫画を読んで、ゲームやってみたいなぁと思ったので、導入には良いかもしれません。

 

システムとか

プレイ時間は、ボイスを全部聞きつつ、2人くらいのイベントを同時に起こしつつ、最後にひとりに絞ってクリアして、5~6時間くらい。
2周目以降、既読スキップ使えば1時間ちょいでいける。
あ、これはボイスカットしてさくさく進めた場合。

全6章程度、短いといえば短いですかね。
でもほどよくまとまっていたと思います。

ストーリーイベントを見つつ、武将の元へ通い親密度を上げて恋愛イベントを起こしていく。
既存のネオロマらしいシステムだと思います。
親密度によって挨拶会話が変わったり、会話の内容が変わったりするのは、アンジェリークみたいな感じ。

必須イベントを起こすための条件は、情報画面で確認ができるので自力攻略はできると思います。
ちんたらプレイしてるとイベント起こせなくて攻略不可になってしまったり(←やった)。
複数人同時攻略が難しかったり(←3人以上無理だった)。
さらっと進めたい場合は、やっぱり攻略サイトさんを参考にされた方が良いかもしれません。

最近のネオロマのシステムで好きなところは、通常ひとつしか取れないクイックセーブが複数取れるところ。
その数も自分で決められる。
セーブデータにロックもできる。
コメントもつけられる。
1画面にデータがすべて表示されて見やすい。

遙か3辺りから導入されたんだっけ??
コルダだったかな?
非常に好きです。

ただ、若干セーブ&ロードは遅いような気がします。

2周目以降、セーブ画面に花のマークがつくので、途中からやり直す際もどのデータが2周目以降なのかわかりやすくなっててとても良かったです。
2周目以降じゃないと攻略できないキャラがいるからだと思いますが、親切設計ありがたい!

あ、あとアレです、背景動いてた!
ちょっと雲の動きが早いかなと思ったりもしたけど、華ヤカの時のような臨場感はままあったと思います。
画面全体を使わず、ちょっとした枠が入っていたのもスチルとのメリハリがあって良かったです。
最後の燃えるシーンで、枠から燃え落ちて全画面になるとこととか良いと思いました。

スチルの出し方も、効果が入って思わず画面に引き込まれました。
スチルだけど髪、や瞳が動くのもいいですね。
光秀ルートの夜襲撃に合う、あのイベントのスチル出るとことかすっごく好き。
おおお! って思った。

 

主人公とかキャラとか

主人公は非常に好感が持てました。
分をわきまえ、忍びとしての任を果たす。
受け身の部分はほとんどないかな。

色恋沙汰には若干鈍感だけれど、そのほかに関しては非常に聡いので、見ていてイラっとするようなことはないと思います。
攻略キャラは5人+2人。
周回制限があるキャラは、EDもひとつしかなくちょっと物足りない気も。

ルートごとのブレはなかったです。
時々、ライターによって解釈の違いからかブレが生じる場合があるのだけれど、そういう心配は一切無用でした。
史実の出来事やセリフなんかも良い塩梅で盛り込まれていて、全く何も知らずにプレイするよりも、史実を多少知っていた方がより楽しめるかもしれません。

 

内容とか

恋愛イベントを起こしていくにつれて、だんだん仲良くなっていく様が非常に丁寧に描かれていると思います。
「お!」と思ったのは、秀吉をあれだけ苦手としていた主人公が、女房衆にうっかり嫉妬してしまった時とか。
女性が苦手だった家康が誘いに来てくれた時とか。
おや、いつの間に……!(←悪い意味ではなく)と思わずニンマリ。

秀吉に苦手意識を持っている主人公の心の声や、主人公の間髪いれないツッコミ(主に秀吉相手)、変なものに変化した時の会話、思わずクスッと笑える要素もあってメリハリはある方だと思います。

一番好きなコミカルなシーンは、天主に行って光秀の袂に忍ばせてもらうときのやりとり。
かえるに変化するものの、すぐに見つかってしまった後の主人公の「(どうして、こうなる)」の心の声と、その後の“誘惑”にくっそ吹いた。
誘惑……誘惑て……!

蛍見の宴の直前、光秀の前で地蔵になった後の会話も笑ったなー。
地蔵変化関連では、光秀イベだったと思うけど、町でさわり心地うんぬんのアレとか、枝折る所とかなんかもう本当に笑ってしまった。
楽しかった!

公式サイトは全然見ていなかったのでイベントで初見だったのだけど、光秀イベのお饅頭スチルあたりな!
アレは不意打ちくらって本気で吹いた。

あと秀吉ルートの選択肢が、3つ全部同じ選択肢ていうのが!(ばくしょう)
主人公の顔を表示していないと(ON・OFF機能あり)、選択肢がすべて同じなので何が違うのか意味不明! 

武将同士のやりとりイベントも多く、やっぱり全員仲間の方が楽しさ倍増だと思います。

主人公がひどく葛藤することになる密命辺りや本能寺の変は、キャラによって少し違うけど大筋のストーリーは同じなので、周回プレイは若干飽きるかもしれません。
ただ、1度クリアしてからじゃないと出ないイベントもあるようだし(多分)、全員同時に進めるのはできなさそうなので、何周かしないとフルコンプは難しい。
イベントそっくり全スキップもできるので、あまり構える必要はないかもしれません。

 

大団円エンドとか

大団円エンドはちょっと期待しすぎてしまったかも。
あのストーリーで大団円エンドってどんなもの???
ちょっと期待したんだけど……。

スタッフロールが入る辺りとかはかっこいいと思った。
アンフィニの歌がかっこよくて、あの入りかたは良いね!
けど、内容はうーーーーーーん……
どかんと最大の盛り上がりが欲しかった気がします、個人的に。
たとえば夢灯り冒頭の感じみたいな、ああいう感じが良かったなぁ。

 

恋愛面とか

時代もあってか、恋愛関連は全体的にビタースウィートだと思います。
ぎゅうとかちゅうとかほとんどないので、そういうのがお好みの人には物足りないかもしれません。
最後にちょびっとあるかないか程度。
もちろん、だからこそそういうシーンがあるとウヒョ度がかなり高くなるよね。
わたしはイチャイチャベタベタしてるシーンが多すぎるものはゲップでるので、このくらいが非常に好みでした。

 

歌とか

恋愛エンディングのキャラソンは、……すごく久しぶりにネオロマのキャラソンを聞いたのだけど、ネオロマってこんなに歌詞がストレートだっけ???
キャラソンの評価がとても高かったので期待していたのだけど、そのストレートな歌詞に笑いが止まらなくて、ごめんスキップした/(^o^)\
メロディは結構好みだっただけに、何かくやしい。←
悪くはないよ!
かっこいいよ!
でも歌詞聞くとうっかり吹く。
慣れるまで吹きそう……orz
慣れるまで聞きまくろう。
メロディは好きなんだ!!

アンフィニの歌は良いね!
かっこいい!!

 

ボリュームとか

全体的に、ボリュームはそんなになかったように思います。
わたしの基準が華ヤカなのでどれもボリュームは少なく感じてしまうのだと思うけれど。
Vitaminのように完全キャラ別でもないので、必ず通らないといけない共通イベントは2周目以降スキップしまくり。
ただ、内容的には非常に楽しめたし、恋愛部分もビタースウィートで個人的には好きなゲームのひとつになりました。

じゃ、夢灯りいってきます!

 

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落書き! ぱたぱた文にしちゃったけど、時代的にくるくる文?