ルイたんといっしょ。

小さなフィギュア、ドールと一緒に写真を撮ってる日記系雑記ブログ

華ヤカ哉、我ガ一族 黄昏ポウラスタ プレイ中!

 

※PS Vita版・Nintendo Switch版は【幻燈ノスタルジイ】に収録されています華ヤカ感想まとめ

長男、次男、三男、五男、情報屋が終わった所です。


あ~! やっぱり楽しい!!


現在四男のキネマ復習中。ついでにビタピンカスタム中で全キャラクリアまで時間がかかると思うので、途中ですが感想書いておきます。
(全員終わった後に追記とかするかもしれない)



音声フル再生・オート進行でミニゲームは程よくやっただけなのにひとり約10時間。
え、ご兄弟7人いるんですけど。10時間×7人で70時間……?
無印もキネマも全員やったらそのくらいかかったんですけど……!
(ミニゲームやらずに依頼も全くしないと8時間くらい)(ちなみに情報屋は8時間くらい)

内容はデザート、でもボリュームはフルコースだと思います。ご成婚間近の間柄なので、これまでと比べてかなり甘さアップ。あくまでも華ヤカ比較ですけど。他の作品と比べたら、時代的にも抱擁だの接吻だのはあまりないので文句言う人も出ていそうな感じですが、時代考察をお忘れなく。乙女ゲーだと言い切ってしまえばそれまでですがね。←
でもそういうシーン少ないからこそ、たまにそういうのがあるとキュン度が高くなるというものです。
アイテム集めで聞ける音声特典もたくさんあるし、今回は電話とかラジヲとか一度聞いたものは再び聞けるという仕様。嬉しいですね……!

ほんと、他の乙女ゲーのファンディスクにもこのボリューム見習って欲しい。←



今回は無印「華ヤカ哉、我ガ一族」のファンディスク「キネマモザイク」のファンディスクなので、内容はキネマモザイクの続きです。
無印とキネマとではエンディングが全然違うので、キネマ飛ばして無印→ポウラスタでは全くもって意味不明。
初めて華ヤカをプレイする人は無印から、無印しかやってない人はキネマモザイクをやってからこのポウラスタをやってください。
(無印やらないでキネマ→ポウラスタでキャッキャウフフしてる方も見かけたので、楽しめないことはないと思うのですが、やっぱり個人的には無印ありきの華ヤカだと思ってます)

キネマの内容を覚えていないと会話の意味がわからない部分もあったので、わたしは現在キネマ再プレイしてからポウラスタに進んでいます。
ぶっちゃけ私は無印の方が好きなので無印はアホなくらいプレイしてるんですが、キネマモザイクは1周くらいしかやってないらしくて内容をあまりよく覚えていなかった。←



そんなわけで、まずはまだ全員終わってないけどネタバレしない程度の感想から。(人によってはネタバレになると思います)




【ネタバレしない程度の感想】
ご兄弟と過ごす時間、無印は1年、キネマは半年、そして今回はたったの13日間。
……たったの13日間だけなのに、様々な出来事がぎゅうっと詰め込まれてプレイ時間は上記の通り。なかなか濃い13日間でした。
キネマエンド10月後のお話なので、ご結婚まで秒読み段階の間柄のご兄弟多数。

前回までと同様、新しく出てくる館野親子の陰謀なんかは全ルート共通、その先の展開は様々です。
キネマモザイクのラストは、ルートによって主人公がお屋敷に残っていたり、使用人辞めてたり、実家に帰ってたりしてるので、主人公が新別荘で使用人として働く理由なんかも様々、よって展開も様々、売れない役者元使用人の絡み方も様々、情報屋入れて8つの物語が楽しめます。


別荘にはお母様方もいらっしゃるのですが、内容的に五男はなかったけど、長男とか次男とか(*;゚;艸;゚;)ブハンと思わず噴出さずにはいられなかったデバガメ隊最高お母様!←
あと、別荘をウロウロするアイテム集めの時は、初めてミニキャラとしてのお母様方がいらっしゃって可愛かったです。


前回までのミニゲームでのパラ上げは全くしなくてもさくさく進みますが、一部出ないイベントやら貰えない鍵やらがあるようです。(多分鍵が貰えるイベント関連)
エンドはトゥルーエンドとグッドエンドと2つですが、トゥルーエンドだとグットエンド後のイベントが開くというだけのものなので、基本はトゥルーエンドだけ目指してプレイすれば良いです。
選択肢も正解すればわかる仕様なので、すべて正解を選んでいけば難なく最上エンドを迎えられます。
そういった点ではゲーム性は低いですが、ファンディスクなのでのんびりプレイするのが一番かと思います。


3もーどのひとつ、追憶もーどはご兄弟の過去が明かされます。
ああ、こうやってこの人はこういう性格になったのね、とか、そんな感想を持ちました。
限定版のアルバムの内容より、随分シリアスなものでした。
ちなみに時間は短いよ。
若いご兄弟の立ち絵と中の人の演技にウヒョってしてください。

 

プレイ順ですが

長男から順に進めていった方がいいような気がします。
単に館野親子の陰謀についてわかりやすいというか何というか、特別長男からがオススメってわけじゃないけど、長男が一番最初が妥当かな~程度。
私は今回どうしても気になって仕方なかったので、長男→情報屋→次男→五男→三男で進めたんですが、情報屋は早すぎた/(^o^)\
情報屋は、アイテム集めをしているなら後半に入れてあらかた鍵を入手してからの方が手間が省けると思います。
金銀銅・露天風呂・使用人室・宿直室辺りの鍵は必要かな。

<<攻略ネタバレ>>
依頼1~70は主人公での依頼なので、それが終わってから情報屋へ行った方が手間が省けます。最終依頼は情報屋の方にあります。

 

システム面

については、前作と同様、快適でした。
特に気になった点といえば、BGMが変わる部分は少し間が空いてしまうので、もう少し切り替えが早いと良かったと思います。
四男の依頼画面は、おさげ髪のままのようですね。(確かキネマもそうだったような気がする) ちょっと残念かな!
スタート画面には、過去の雑誌発表イラスト多数。ちょっとなつかしいですね(^^)

 

立ち絵など

こんな所でアハ体験するとは思わなかった!(笑)
雪が降る中ずっと話しているとだんだん頭と肩に雪が積もっていくのですが、さすがに積もりすぎ!
最初の2段階くらいの積もり方でいいんじゃないかな。絶対あの人ら風邪引くって!

音声に合わせての口パク、背景が動くのも引き続き見てて凄く楽しいです。

 

スチルは

各キャラ12枚(情報屋は9枚)、今回も全部開くと最後に後日談追加。
後日談は、↓

<<ネタバレ>>
館野息子が絡むものが多いので、二人きりのイベントを期待してた人とか、他キャライラネとかの人にはあまり印象はよくないかもしれません。
個人的にはこういうのも好きなので全然オッケイでした! でも、声優さんは男性声優さんにして欲しかったなー。

 

シナリオ内容は

なんとなく事件っていう事件でもないので、内容的には本当にデザートという感じがしました。
六男はちっとも素直にならないので時々イラッとするんだけど、そんな中でぽつりと何か言われたりすると「くっはーー!!!(鼻血)」ってなるちくしょうヤラレタ。あの最後の最後、自室でぽつり言われた言葉とかね!! たまらん!!

あと、特筆すべきことはそんなにないと思うのですが、五男辺りにちょっと粗が目立った気がします。
誤字脱字が多かったのと、「会話が何かおかしくね? その話してるのにどうして同じこと言ってんの?」みたいな感じが何回か。かみ合わないような会話が少し気になりました。
そしてやっぱり「オワリ」の文字前の終わり方がイマイチっていうか、何ていうか。無印のときからそうだけど。
情報屋のラストにはやっぱり効果音入れて欲しかった(っていうかそれやったら完全ギャグだ←)。
でも、五男の終わり方は良かったと思います。(ラスト付近、はるのお母さんのセリフにくっそ噴いた。本当に博様?~のくだり)

ご兄弟のコメディ会話とかは今回もたくさん。
あのコメディっぽい音楽(宮ノ杜閑話)が流れると、思わず笑ってしまうという。←
皆さま本当に兄弟思いになられて……! 皆様ご一緒に露天風呂に行かれるなんて……!
個人的に今回は五男で一番泣きました。
っていうか、バーバー泣いたわコンチクショウ。まさか五男で泣くとは思わなかった! いつもは長男で泣いてたけど、長男は今回楽しかったっていう感じかなー。あ、でもサナ枝様辺りは結構「うおっ!」って思って見てた。


<<ネタバレ>>
キネマモザイクのエンディングが挿入されているのがすごく楽しかったです。
まさにキネマのファンディスクだなと思った辺り。
あのエンディング前後の会話が見れるのって、個人的に嬉しい。そして楽しい!

あとはそうだなー、たえちゃんのお相手がどこのルートでも殆ど三治なのが。ウヒョ。
確か今までは四男ルートだけだったよね、三治。

 

声は

今回の新キャラ、特に館野父は俳優さんが声を当てていることもあり、……うーんうーん、悪くはないけど、やっぱり声優さんかもしくは舞台役者さんにして欲しかったと思います。
館野息子の声は好きです。ただ、↑ネタバレの所が気になったかな。
酒造の娘さんはわたし仙台さんのお声大好きなので嬉しかったです。
他の皆様は、いつも良い仕事されていらっしゃいますね!
そういえば、何となくだけど、だいさくの声の出し方がうたプリのてらしーに似てたなって。←どうでもいい

 

音楽

やっぱり華ヤカの音楽好きです!
BGM、エンドレスリピートでも飽きない。
以前、薄桜鬼をやってるときなんですけど、普通の屯所とかにいる時に流れるBGMを聞いてましたらね、飽きちゃったんですよ。
そんで、なんか結局やる気なくしちゃって、随想録とかプレイできなかったんですよ。あのBGM聞くのタルイなぁって。
SSL楽しみにしてるんですが、今公式サイトで流れてるBGM聞いてると、何か……あまりやる気なくなっちゃって、何かが合わないんでしょうな、私に。
……話が逸れた。






さてさて。

華ヤカのゲームはこれで終了のようです。(公式ブログより)
でも、これがグランドフィナーレでも、個人的には全然問題ありません。それくらい内容的には良かったと思います。
せっかくPSNを活発に利用している作品でもあるので、無印のときみたいにミニシナリオを有料でもいいので配信してもらえたらいいなぁと思ったりもしてますが。
キネマモザイクの音声が悪かったのが本当に残念だったので、Vita移植とかしてくれていいよ\(^o^)/




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私が華ヤカをフルで楽しめた理由は、個人的な意見なんですが、ひとつは【シナリオの書き方がすべて『会話』であること】です。
少女小説を読んでいるような主人公による地の文が一切入っていないので非常にテンポ良く進められました。(ただ、蝶毒みたいな第三者的な書き方なら全然オッケイ。普通に小説読んでるみたいで新鮮だった)
会話の切り替えしも好きな感じの言葉が多くて、好きな漫画を読んでいる感覚というかそんな雰囲気だったんです。だからなんだかすごく楽しかった。

もうひとつは【乙女ゲームに多数出演している声優が少ない】。フルボイスでオートプレイが出来た理由はコレもあります。
基本的に誰が出てても構わないんですが、あっちこっちたくさん出てる人って正直声を聴き飽きてしまって、どんなにキャラが違っても声で全部同じキャラに思えてしまうのです。
華ヤカはキャラにも良く合う声だと思うし、他の作品で感じる『声だけ浮いて聞こえる』ことが殆どありませんでした。これは本当に嬉しかった!

最近の乙女ゲームとか、少女マンガとかもそうなのかな、……によくある、接吻しまくり抱擁しまくり甘い言葉言いまくり、などといった内容が特別多くないというのも好きになった要素かもしれません。
必要以上にイチャイチャベタベタして喜ぶ年齢はとうに過ぎ去ったからかもしれませんが(笑)、そういうのばかりだとちょっとゲップでます。
別に馬鹿だの自害しろだの罵倒されていたいわけじゃないんですけど!
華ヤカは時代もあってかその辺程よくて、たまにそういうシーンがあるとウヒョッって思いました。

基本のストーリーは同じだけど、キャラによって展開が違うというのも全部まるっと楽しめて良かったです。無印は前半共通部分があったけど、後半はまるっと違うお話だったし。
アブ恋みたいに、ひとつの事柄を色んな視点で見ていきながら最後にまとまるっていうのも好きなんだけど。(ただコレだとプレイ順が決まってしまってな。三十路コンビ本命なのに、まーくんからやらんと話続かないつーのがなんともかんとも/笑)

シナリオライターさんがおひとりというのも、全体的にまとまっている要素なのかもしれません。
ライターさんによって解釈の違いからかキャラがブレることがたまにあるのですが、華ヤカは高木さんおひとりで書かれていらっしゃるため、キャラのブレは一切ありません。読んでいて気持ちが良いです。

上でぶっちゃけているとおり、私は無印派なのでキネマエンドは特別好みのものもなく(特に三男と五男は断然無印派)、今回無印の時ほど感動とかはないんですけど、でもやっぱり華ヤカなる世界は好きだなぁと思わざるを得ません。
キネマ以降は何となく無印ベースのIFの世界みたいな感じなんですが、無印のエンドからの派生内容だけではなく、全く違うもうひとつのエンドが見れるこの作品は、結構遊びがいがあるんじゃないかなと思います。

オトメイト作品というだけでプレイ候補から外してた自分を呪いたい。無印発売前から盛り上がりたかったー!
でもやっぱり、オトメイト作品というだけで「……まあいいや」と思ってしまうのは抜けません。←